【クロスポロ】旋回時異音・オイル漏れ修理
フォルクスワーゲン クロスポロの旋回時異音・オイル漏れ修理|アッパーマウント・デフサイドシール交換
「ハンドルを切ると足まわりから異音がする」
「駐車場の床にオイルのような跡が残っている」
「警告灯が点灯して、エンジンの吹き上がりも悪い」
このような症状が出ると、そのまま走行しても大丈夫なのか不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、フォルクスワーゲン クロスポロに発生した旋回時の異音、デフ周辺からのオイル漏れ、エンジンの出力低下について点検・修理を行った事例をご紹介します。
クロスポロの異音やオイル漏れは、当店でもよくご相談いただく症状です。
ただし、同じような音や警告灯でも原因は車両ごとに異なります。部品を交換する前に、現車を詳しく点検して原因を絞り込むことが大切です。
今回の車両と症状
今回ご入庫いただいた車両は、平成24年式のフォルクスワーゲン クロスポロです。
- 車種:フォルクスワーゲン クロスポロ
- 年式:平成24年式
- 排気量:1,200cc
- 走行距離:約135,000km
- 型式:DBA-6RCBZW
- エンジン型式:CBZ
今回、主に次の症状についてご相談をいただきました。
- ハンドルを切ったときに異音がする
- 走行中、タイヤの回転に合わせてキリキリ音がすることがある
- エンジンや横滑り防止装置などの警告灯が点灯する
- エンジンの吹き上がりが悪い
- アイドリングが安定しない
- デフ周辺からオイルが漏れている
走行中のキリキリ音についてはロードテストを実施しましたが、ご入庫時には症状を確認できませんでした。
異音は、路面状況や走行速度、気温、部品の温度などによって発生したり、しなかったりすることがあります。
音が再現できない場合でも、足まわりや回転部分に緩みや損傷がないかを確認することが重要です。

旋回時の異音が確認されたクロスポロのフロント足まわりを分解し、ショックアッパーマウントを交換しました。
旋回時異音とオイル漏れの原因
今回の点検では、主に3つの不具合が確認されました。
フロントショックアッパーマウントの劣化
旋回時の異音について点検したところ、左右のフロントショックアッパーマウントから異音が発生していました。
ショックアッパーマウントとは、サスペンションの上部と車体をつないでいる部品です。
内部にはゴムやベアリングが使用されており、路面から伝わる衝撃や振動を吸収しながら、ハンドル操作に合わせてサスペンションが滑らかに動くよう支えています。
走行距離が増えると、ゴム部分がつぶれたり、内部のベアリングの動きが悪くなったりすることがあります。
劣化が進むと、次のような症状が出る可能性があります。
- ハンドルを切るとゴリゴリ、ギシギシと音がする
- 段差を越えたときにコトコト音がする
- ステアリング操作に引っ掛かりを感じる
- 足まわりから振動が伝わる
- 直進時の安定感が低下する
旋回時異音の原因は、スタビライザーリンク、ロアアーム、ショックアブソーバーなど、別の部品であるケースもあります。
そのため、音だけで原因を断定せず、リフトアップして各部を点検する必要があります。
デフサイドシールからのオイル漏れ
車両下側を点検すると、左右のデフサイドシールからオイル漏れが確認されました。
デフとは、カーブを曲がるときに生じる左右タイヤの回転差を調整する装置です。
車が曲がる際は、内側のタイヤより外側のタイヤの方が長い距離を走ります。デフは左右の回転差を吸収し、車両をスムーズに旋回させる役割を持っています。
デフサイドシールは、デフとドライブシャフトの接続部分からオイルが漏れないように密閉している部品です。
ゴムを含む素材でできているため、年数や走行距離の増加により硬化や摩耗が進むことがあります。
シールの密閉性が低下すると、接続部分から少しずつオイルがにじみ出します。
プラグコードの部品不良
警告灯の点灯やエンジンの吹き上がり不良について点検したところ、プラグコードのエンジン側が抜けやすい状態になっていました。
プラグコードは、スパークプラグに点火用の電気を送る部品です。
スパークプラグは、エンジン内部でガソリンと空気を燃焼させるために火花を飛ばします。
プラグコードが抜けたり、接触不良を起こしたりすると正常な火花が飛ばなくなり、次のような症状が出る可能性があります。
- エンジン警告灯が点灯する
- アイドリングが不安定になる
- エンジンが振動する
- 加速しにくくなる
- アクセルを踏んでも吹き上がりが悪い
- 燃費が悪化する
今回はプラグコード自体の不良が確認されたため、保証修理として新品部品へ交換しました。

旋回時の異音原因を点検し、劣化していたフロントショックアッパーマウントを取り外しました。
実際に行った整備・修理内容
今回のクロスポロでは、次の作業を実施しました。
フロントショックアッパーマウント左右交換
異音が発生していた左右のフロントショックアッパーマウントを交換しました。
アッパーマウントを交換するためには、車両からフロントストラットを取り外し、スプリングコンプレッサーを使用してコイルスプリングを縮める必要があります。
コイルスプリングには非常に強い力がかかっているため、専用工具を使用して慎重に作業します。
今回は、左右ともLEMFÖRDER製の優良部品を使用しました。
LEMFÖRDERは、欧州車の足まわり部品で広く使用されているメーカーです。
当店では、車両の状態やご予算、部品の供給状況に合わせて、純正部品と信頼性のある優良部品を使い分けています。
交換後は組み付け状態を確認し、旋回時の動きや異音の有無を点検しました。
デフサイドシール左右交換
オイル漏れが確認された左右のデフサイドシールを交換しました。
左側には純正部品、右側にはFEBI製の優良部品を使用しています。
作業では、ドライブシャフト周辺を分解して古いシールを取り外します。
その後、取り付け部分を清掃し、新しいシールを傷つけたり傾けたりしないよう慎重に取り付けます。
シールは、わずかな傾きや傷でも再びオイル漏れを起こす可能性があります。
交換後はオイル量を確認し、エンジン始動および試運転後に漏れがないかを再点検しました。
プラグコードセット交換
抜けやすくなっていたプラグコードセットを新品へ交換しました。
今回はCHAMPION製の優良部品を使用し、保証修理として対応しています。
交換後は次の項目を確認しました。
- プラグコードが確実に接続されているか
- エンジンのアイドリングが安定しているか
- アクセル操作に対して正常に吹き上がるか
- エンジン警告灯などが再点灯しないか
- 故障コードが残っていないか
警告灯は、部品を交換するだけでは消えない場合があります。
そのため、診断機を使用して故障コードの内容を確認し、必要に応じて消去や再学習を行うことが大切です。
修理せずに乗り続けるとどうなる?
アッパーマウントを交換しない場合
アッパーマウントの劣化を放置すると、異音が大きくなるだけでなく、ステアリング操作や車両の安定性に影響する可能性があります。
内部のベアリングの動きが悪くなると、ハンドル操作時にスプリングがねじれ、急に戻るような動きをするケースもあります。
また、ショックアブソーバーやスプリングなど、周辺部品に余分な負担がかかる可能性もあります。
すぐに走行不能になるとは限りませんが、異音やハンドル操作の引っ掛かりを感じた場合は、早めの点検がおすすめです。
デフオイル漏れを放置した場合
デフサイドシールからオイルが漏れ続けると、内部のオイル量が不足する可能性があります。
デフ内部では金属製のギアが高速で回転しているため、オイルが不足すると潤滑や冷却が正常に行えません。
そのまま走行を続けると、異音や振動が発生し、ケースによってはデフやトランスミッション内部の損傷につながる可能性があります。
シール交換で済む段階で修理できれば、内部部品まで交換する場合と比べて修理範囲を抑えられることがあります。
プラグコード不良を放置した場合
プラグコードの接触不良を放置すると、エンジンが一部の気筒で正常に燃焼しない「失火」が続く可能性があります。
失火した状態では、燃えなかった燃料が排気側へ流れ、排気ガスを浄化する触媒に負担をかけることがあります。
触媒まで損傷すると、プラグコード交換だけでは済まず、修理費用が大きくなる可能性があります。
エンジンが大きく振動する、加速しない、警告灯が点滅するといった場合は、無理に走行せず整備工場へ相談してください。
修理費用の目安
今回のような修理費用は、交換する部品の種類や数量、純正部品・優良部品の選択、周辺部品の状態などによって異なります。
修理費用には、主に次の項目が含まれます。
- 故障診断および点検費用
- フロントショックアッパーマウントの部品代
- サスペンション脱着・分解工賃
- デフサイドシールの部品代
- ドライブシャフト周辺の脱着工賃
- デフオイルや関連する消耗品
- プラグコードの部品代
- 診断機による故障コード確認費用
- 試運転および完成点検費用
修理費用はあくまで目安であり、症状・年式・走行距離により異なります。
また、アッパーマウントだけでなく、ショックアブソーバーやスプリング、ダストブーツなどにも劣化が見つかった場合は、同時交換をご提案することがあります。
実際のお見積もりは、車両を点検し、必要な作業内容をご説明したうえで作成します。
よくある質問
Q1.ハンドルを切ったときの異音は、すぐに修理が必要ですか?
異音の原因によって緊急度は異なります。
ゴム部品の軽い劣化で音が出ているケースもあれば、サスペンション部品の緩みやベアリングの損傷が進んでいる場合もあります。
音が小さくても、ハンドル操作に違和感がある、車体がふらつく、段差で大きな音がするといった場合は、早めに点検を受けてください。
Q2.オイル漏れは、にじんでいる程度なら問題ありませんか?
すぐにオイルがなくなる状態ではない場合もありますが、オイル漏れが自然に直ることはほとんどありません。
時間の経過とともに漏れる量が増える可能性があるため、まずは漏れている場所と程度を確認する必要があります。
デフオイル、エンジンオイル、ミッションオイルでは修理方法が異なります。
駐車場の床にオイル跡を見つけた場合は、できるだけ早めにご相談ください。
Q3.エンジン警告灯が消えた場合は、そのまま乗っても大丈夫ですか?
一度消灯しても、車両のコンピューターに故障履歴が残っている場合があります。
接触不良などの一時的な症状では、警告灯が点灯したり消えたりするケースもあります。
警告灯が消えたからといって故障が直ったとは限らないため、診断機による点検をおすすめします。
クロスポロの異音・オイル漏れ・警告灯はCARSOL.へご相談ください
今回は、フォルクスワーゲン クロスポロの旋回時異音、デフオイル漏れ、警告灯点灯および出力低下について、次の修理を行いました。
- フロントショックアッパーマウント左右交換
- デフサイドシール左右交換
- プラグコードセット交換
- 故障診断および試運転
- オイル漏れ、異音、エンジン状態の完成点検
輸入車は、同じ警告灯や異音であっても、車種や年式、走行距離によって原因が異なります。
当店では、部品をむやみに交換するのではなく、診断機による確認、目視点検、リフトアップ点検、ロードテストなどを行い、原因を絞り込んでから必要な修理をご案内しています。
福岡県小郡市を拠点に、筑紫野市、太宰府市、鳥栖市、久留米市、春日市、筑前町、大刀洗町、朝倉市、武雄市、三養基郡など、近隣エリアからも輸入車修理、輸入車整備、車検、点検について多くのご相談をいただいています。
「ハンドルを切ると音がする」
「車の下にオイルが落ちている」
「警告灯が点灯して加速が悪い」
このような症状がある場合は、症状が悪化する前に一度ご相談ください。
車両の状態を確認し、必要な整備内容を分かりやすくご説明いたします。

自動車のお悩みごとは
CARSOL.へ
CARSOL.(カーソル) は、国産・輸入車オーナー様のメンテナンスパートナーです。
この修理だといくらかかるの? 見積だけでも大丈夫? こんな修理・カスタムは対応可能?
どんな小さなご質問でも大丈夫です。どうぞお気軽にお問合せください。
お電話・メールフォームいずれからでも承ります。
お客様満足度No.1
リピート率99.1%の
車検・整備・修理
小郡市、鳥栖市、久留米市、筑紫野市、福岡市など福岡県全域からお客様多数!
他県からもご来店いただいてます!
SPECIALTY SUPPORT
オーナー様が充実のカーライフをお過ごしいただけるように、
CARSOL.(カーソル)は貴方の愛車をトータルにサポートいたします。
見積無料

見積もりに係る手数料は一切いただきません。お車の状況をしっかり確認し、オーナー様のご要望を取り入れたお見積りをご提示いたします。出張整備やお見積もりの相談も可能です!
代車貸出

お車をお預かりしている期間、ご不便が無いよう代車の用意もございます。禁煙車両もございますので、ご遠慮無くご希望をお聞かせください。
鈑金(板金)・塗装

キズヘコミの修理もお任せください!もしディーラーや他店で修理を断られてしまった、高い見積額を提示され困った…など、お悩み事がございましたら、ぜひ私達へご相談ください。
輸入車専用テスター

CARSOL.(カーソル)では、輸入車用テスター「AUTEL」を導入。ディーラークオリティの精度でオーナー様の愛車をしっかり点検いたします。
自動車販売

ご希望の車種・ご予算にあわせてぴったりのお車をお探しいたします。各種ローンお取り扱いあり。下取り、オークション代行などのご相談も承ります。
クレジット・電子決済

急なクルマのトラブルで出費がかさんでしまう・・・ そんな時でも安心してご利用いただけるようにCARSOL.(カーソル)ではクレジットカード・各種電子決済がご利用いただけます。。
カーコーティング

カーコーティングのことなら、施工資格保有者が常駐する当店にお任せください!プロスタッフが大切なお車に輝きを取り戻します。keeperコーティングも対応しております!
国家資格整備士が対応

当店には整備士の資格を持つスタッフが3人常駐しておりますので、日常感じるちょっとした違和感のご相談から定期メンテナンスまで、幅広いサポートが可能です。
